ROLFING流 快適&綺麗ウォーキング |
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10セッション詳細 ロルフィング(Rolfing®)の10セッション ロルフィング(Rolfing®)の目的は、「治療」ではなく、からだとの対話を通じて、より快適で充足した状態を得ることにあります。不快な症状からの回復は、からだ全体のバランスが整った結果として生じてくるものです。 ロルファー(施術者)はからだのバランスを整えながら、クライアント(受け手)が自分のからだへの気づきを深められるように手伝います。そのプロセスは以下の10回のセッションにまとめられています。 # 1 呼吸を深めるセッションはスリーブ(周辺・表層部)を中心に扱う段階、コア(中心・深層部)の段階、インテグレーション(姿勢・動きの統合)の段階に分かれています。 スリーブの段階(セッション1〜3) <セッション1> …呼吸を深める/ボディーストッキングを開く 全身でより深い呼吸ができるように、その妨げになっている部分に働きかけます。呼吸はエネルギーの源であり、姿勢を支える重要な動作です。 <セッション2> …全身を支える足・脚の準備/土台作り 足には骨が26個もあります。体重を支えるための丈夫さと、地面の状態に瞬時に適応する柔軟性を得るためです。しなやかな歩行に不可欠な足首の柔軟性を取り戻し、足裏の3つのアーチを活性化します。 <セッション3> …前後方向に空間を作る/12番肋骨の解放 人はからだの前面に意識を集中させがちですが、このセッションでは側面や背面への意識を高めます。とくに横隔膜の付け根である腰部の柔軟性を回復して、より深い呼吸へ導きます。また、O・X脚の原因になっている脚のネジレにアプローチします。 コアの段階(セッション4〜7) <セッション4> …骨盤底の解放/内側のラインを整える 脚の内側面から股関節にかけてのバランスを整えます。O・X脚の緩和にも役立ちます。 骨盤底とは、骨盤の内側で内臓を支えている筋肉のハンモックです。ここの緊張が解放されると、内臓が骨盤の中にゆったりと落ち着くことができます。消化、排泄、生殖機能などとの関係も深いセッションです。 <セッション5> …内臓空間の解放と確立/大腰筋を目覚めさせる 肺や心臓、胃、腸などの内臓を収めている空間を広げます。より一層呼吸が深くなり、「自分の中心に自分がいる」感覚が強まります。 大腰筋は腰部と大腿をつなぐ、とてもパワフルな筋肉です。この筋肉を上手に使えれば、骨盤がゆるやかにゆれ、脚が長く伸びたような、優雅で効率的な歩行ができるようになります。 <セッション6> …仙骨と背骨を自由にする/背骨を伝わる動き 仙骨は一番下の背骨であると同時に、骨盤の要(かなめ)にもなっている重要な骨です。仙骨周辺の緊張が緩和されることで、歩くときに足から骨盤に伝わった動きを、滑らかに背骨へ伝えることができます。 また、お尻の筋肉の緊張をゆるめるので、脚のネジレを解放し、脚をまっすぐ前に出しやすくなります。 <セッション7> …頭部の解放と安定 ここまで整えてきたからだの上に、バランス良く頭が乗るように調整します。首の緊張をゆるめて柔軟にすることで、胸や肩からの動きを首がしなやかに受け止め、頭へ伝えられるようになります。 インテグレーションの段階(セッション8〜10) <セッション8&9> …姿勢とうごきの統合/上下・左右・ねじれの動き これまでのセッションでバランスを整えてきた各パーツが、あるべき位置に収まり、それらが協調して働けるように調整ます。「統合」のためのセッションです。 上半身と下半身のうごきの連続性、ねじれのうごき、左右のバランスなどに焦点をあてます。また、スポーツや音楽、舞台活動などで必要なからだのうごきもセッションの中に取り入れていきます。 <セッション10> …各部の水平化/全身の統合/終結 筋肉や関節、隔膜、骨盤の水平性を調製します。そして、これまでに生まれた変化をからだが快適に受け入れ、今の状態を大切にできるように姿勢と動きのつながりを確認して、セッションを終結させていきます。 前へ 次へ
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