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ロルフィングスペース
Sense of Gravity

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■E-mail
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代表責任者 扇谷孝太郎

 



ウォーキングの種類


日本人の歩き方

現代日本人の多くはふだん、和洋折衷の歩き方をしています。

戦後のライフスタイルの欧米化の中で、日本人の歩き方も欧米化が進んできました。江戸時代までと現代とでは、歩き方が全く違うそうです。

しかし、完全に欧米式にシフトしたというわけではありません。生活の中に畳と床が混在する状況では、日本式と欧米式の両方の要素が交じり合った歩き方になっているようです。日本人の歩き方は、現在も変化の途上にあります。

欧米式と日本式の顕著な違いをまとめてみます。街を歩いている人を観察すると、たいていどちらにも当てはまらない、折衷型で歩いていることがわかるでしょう。

欧米式 日本式
骨盤をスウィングさせる 水平に保つ
前足の膝を伸ばす 曲げる
大きく振る あまり振らない
重心 高い(腰椎のあたり) 低い(骨盤のあたり)
推進力 腰のひねりと脚の振り出し 前傾による重心移動と蹴り出し

この他にも、日本人の歩き方に影響を与えている重要な要素として、近年欧米から輸入された、エクササイズ・ウォーキングやファッション・モデルの歩き方(キャットウォーク)などがあります。

これらの歩き方は、基本となる日常の歩き方というよりも、特殊な目的をもって行う歩き方です。ただ、これらの歩き方の基本には欧米式の歩き方があります。


TPOで分類

歩き方をシチュエーションによっておおざっぱに分類してみます(<ホントおおざっぱ…)。

時間 場所 目的
A 日常の歩き 数十分
〜数時間
通勤・通学の途中、
近所
通勤・通学・買物など
B 散歩 数時間 近所・市街地 軽い運動・ストレス発散
・デートなど
C 長距離歩行 約1日 市街地 観光・運動・健康増進など
D ハイキング
・登山
約1日
〜数日
野山 観光・運動・自然に触れる
E エクササイズ
・ウォーキング
数十分
〜数時間
近所・市街地 運動・ダイエット
F 競技(競歩) 数十分 競技場 運動能力を競う

歩き方のフォームに関して言えば、A、Bの場合には、自分のフォームに注意を向ける人は少ないのではないでしょうか?

Cでは、長距離を意識して、歩きやすいようにクツや荷物を工夫したり、準備運動をしたりするかもしれません。でも、歩き方のフォームはAやBと同じでしょう。

Dでは、舗装道路以外を歩くので、デコボコやぬかるみに備えて、膝にゆとりをもたせた歩き方になります。荷物が重ければ、それを背負うために腰を落として歩く必要が出てきます。

E、Fの場合には、カロリー消費や早さを競うという、それぞれの目的に応じて効率の良い独特のフォームが必要になってきます。

からだへの気づきを深めることは、どのシチュエーションでも可能ですが、わたしが特に重要だと思うのは「A・日常の歩き」におけるフォームです。BとCはその延長線上にあります。

一番頻繁に行う、日常のなにげない動作や姿勢が、からだのバランスに大きな影響を与えます。

背すじの伸びたバランスの良い姿勢を維持するには、背筋と腹筋の両方が適度に緊張する必要があります。さらにこの姿勢を長く保つためには、胸とお腹の両方を適度に使った呼吸法が必要ですから、自ずと呼吸も深くなっていきます。

毎日短時間でも、自分の歩き方のフォームに注意を向け、バランスを調整することで、たるみがちな腹筋を刺激し、腰痛の原因になる腰の緊張を取り除くことができるのです。

その合計時間は、最終的に他のシチュエーションにおける時間よりもはるかに多くなります。その時間をからだに負担をかけながら過ごすか、楽に過ごすか、どちらが良い結果を生むかは言うまでもありません。


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